falconのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
そういえば炊事せんたく掃除好き 吾は行きはせぬ 戦いなどに
13
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リンダ
本心を言ってはならぬと飲み込んで上がらぬ口角へのへのもへじ
20
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詠み人知らず
遠方に友あり十年会えねども 変わることなく それゆえに友
26
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みなま
昼下がり気持ちに生えるぐらつきをグールド奏でるピアノに直す
10
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只野ハル
もう既に夏日真夏日早過ぎる季節の歩み俯く影に
19
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光源氏
たちばなは野にも山にも見つれども今日降る雨にわび濡れてをり
19
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菊池あき
目に映る景色はなべて滲んでる。そんなの、許可した覚えはないぞ
3
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咲耶
バス停の青屋根染める夕日浴び少し離れた彼の影踏み
8
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都詩
ゆくりなく出会いし人との語らいに記憶の底より人ら顕ちくる
15
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由縁
蝶々のかたちの永久を祈るのだ 検査する子の尊き甲状腺
9
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紫苑
ものいはぬ人のよこがほエオリアンハープはあかき糸をつむぎぬ
11
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へし切
雑草延ふ荒れ果つ里の飯館に明日の花は咲くのだろうか
27
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光源氏
さらでだに切なきこゑのほととぎすひとりの夜は悲しきものを
19
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浅草大将
夢にたつ昔のひとの袖の香も血にこそ匂へ巴里のきぬぎぬ
6
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只野ハル
気付かれず密やかに咲く花なれどある日目に留む人を夢見て
14
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詠み人知らず
里山の棚田に水が満ちゆきて農夫がひとりふたりと見えゆ
18
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紫苑
うす色の刻をからめるまなうらの烏有のかげか吐息といふは
11
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半格斎
花筏分け行くおしどり陽のなかを 春惜しみつつ 春惜しみつつ
16
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松本直哉
夕されば素馨のはなのいやましにたかくかをりてわれを泣かしむ
9
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村上 喬
歌詠まぬ「うたよみ」になる沈黙の微かな吐息を風に聞きつつ
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