石川順一のお気に入りの歌一覧
桜園
ゆずみそとふろふきだいこんかぼちゃにてほっとくつろぐ冬至の夜
17
もっと見る
Chico
かえるばの花のもとにて春死なむ(できればキスを)生き返るケロ!
22
もっと見る
舞
故郷の桜を語る訥々と石割桜を冬の時節に
10
もっと見る
野々花
味気ないユニットバスに柚子ふたつ浮かべて入る温き終い湯
26
もっと見る
なかしぃ卿
もういくつ寝ると寝正月蜜柑食べ炬燵に潜りて寝て過ごすらむ
5
もっと見る
灰色猫
足枷についた鉄球ひとつ引きずって地上に綴るSeeYouAgain
16
もっと見る
星未来
愛してる 好きとも云へぬ 胸の内 眼を閉ぢ浮かぶ 灰色海月
6
もっと見る
灰色猫
悲しみを帯びたあまりにたましひの花がいくつも散ってしまった
27
もっと見る
灰色猫
失った笑顔の起源を探すため一人掘り出すタイムカプセル
29
もっと見る
灰色猫
帰らずの森奥深く迷い込み彷徨い求める眠れる王女
19
もっと見る
灰色猫
白昼の凶弾に伏す偉人たち繰り返しイマジンを聞く
23
もっと見る
みやこうまし
亡くなりし妻の衣装を捨てかねる思い出残る夫々の柄
23
もっと見る
星未来
就活に 婚と姙活 カツカツと 負けて犬なら これ人でなし
3
もっと見る
伏間かづき
百年も変わらぬ地図がないように新しい日を新しく死ね
4
もっと見る
新座の迷い人
悪童が 山に向かいて 叫びたり こだまが返り 自慢し合うかな
10
もっと見る
林林
亡母の服は片付けないでって父いつまでも母と二人で
23
もっと見る
新座の迷い人
寂しさに 宿を立ち出でて 眺むれば いづこも同じ 秋の夕暮れ
8
もっと見る
藤久崇
嘲りを 受くるものとは 知りながら 返るも敢えぬ 恋の道かな
12
もっと見る
舞
冬に咲く花あるを知る寒椿凜と色さす寒き朝に
14
もっと見る
たけくらべ
山越えて降る風花を堪えつつも冬をかざるは雪吊りの松
28
もっと見る
[1]
<<
2077
|
2078
|
2079
|
2080
|
2081
|
2082
|
2083
|
2084
|
2085
|
2086
|
2087
>>
[2319]