詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
ホスピスから生きて戻った友人に今年のシンビふた鉢届ける
14
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秋日好
手をとって共に地を踏み全きを探す旅路も友ならではで
12
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舞
酒酌めど酔えぬ愁いの夜の月の影はつれなく恋はするなと
8
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詠み人知らず
はじまりを産声くるむ絹糸の光沢に託し染まるしののめ
15
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詠み人知らず
薄墨を伸ばすごと匂う傾光の若芽の声の滴り強く
14
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詠み人知らず
春の野のひかり集めてかごにつむ我が犬とのぞむ近きえんけひ
8
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恣翁
暮れやすき冬の日 入るに 力なき光薄れて 泊まり煙れり
19
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夢士
からっ風背に受け飛ばす常磐道群馬ナンバー雪撒き散らす
14
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灰色猫
光さえなければ強く焼きついた忘れられない影もなかった
23
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灰色猫
薦巻かれ冬を忍びしいろは松ゆきを冠りて白き花かな
21
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灰色猫
憧れが憧れのまま終わる頃すべての夢を埋葬します
17
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灰色猫
眠りさえ奪われたまま生きている私の呼吸はまだ終わらない
23
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石川順一
小雪降り車の上だけ積もりたり土には積もらず道には積もらず
15
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千映
エイの鰭かすべと口が懐かしむ母に三軒まわって買い入れ
14
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千映
湯豆腐がお風呂のような木の器風情も美味さアップさせてる
12
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滝川昌之
前奏でいつも躓くアルペジオ恋歌なんて歌い出せない
21
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へし切
冬薔薇 かたくなまでに赤々と こころ燃やして いのち燃やして
23
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夢士
休み明け着膨れの朝待つ電車定刻遅れ乗らず次待つ
15
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水月
山里の寂しき色に静か降り染めて美しせつな雪化粧
14
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石川順一
水切りが西から東へ移動して景色が変わる台所かな
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