恣翁のお気に入りの歌一覧
falcon
にほひたつ花うす紅に霞くる夕日の空に染むこころかな
16
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捨丸
コーヒーとタバコと今日のさわやかな 風さえあればそれだけでいい
10
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きたの小町
ほんとうは みな不機嫌の 種を持つ 目覚めさせるか させぬかだけで
7
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のんぼう
眠るまで そばにいてね。とせがむ子に まるで自分を見た気がしてる
8
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三嶋
優秀なあの子の「勉強してない」は信用するな 安心するな
8
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光本博
菜の花の黄の向かうに塔の見ゆ南都の春を訪へばたのしも
6
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もなca
散りぬればいかにこころは安からむ立ち枯れし想ひ抱く身なれば
12
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紫草
髮のふさ夫ゆづりの曲見せて机に伏せる息子ゐる夜
22
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詠み人知らず
おれは弱いって認めてやるよ胸張って頬当たる風の気持ち良い事!
2
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みやこうまし
散りゆくを惜しむ間もなく木蓮の白き柔肌雨に汚れぬ
23
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葵の助
手の甲に透ける静脈確かめてまた一匙の流動食を
6
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葵の助
「どうだった?」 子の「ママあのね幼稚園でね」が待てない四月の母は
4
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詠み人知らず
九畳の洋室の中消えて行く加湿器の霧そしてため息
7
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善田真琴
人々の花を案じる気遣いに応えるように控え目な雨
6
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しづく
乳液を掌のせてあたためる一度おんなに戻る瞬間
13
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吉奴十三世
鳩や飛ぶ外国由紀てなにをせむ豆鉄砲ほどの甲斐もなければ
3
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れお
まだ意味を持たない桜の花びらと未来が小さな手のひらの中
5
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リンダ
堂々と咲いては人を惹きつける桜の花が疎ましい朝
15
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れお
あぜ道を風に誘われ散歩する 君につられて笑う菜の花
4
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西村 由佳里
花びらに ほうとひと息 吹きかけて 君に渡せば 恋文のごと
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