石川順一のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
知っていた 醜く卑屈な裏側を 感情的で幼いひとを
9
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藤久崇
世の中の 荒れ野に咲ける 小花の 色ぞいかでか 長く持たばや
11
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舞
一頭の生き残りたる恐竜のすっくと立ちて夕陽見る影
14
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嵐田太郎
弱まりし、我が身、心はやじろべえ。死ぬとも、死なぬとも言いきれず。
3
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もなこもち
午前四時の地震で眠り遮られもう寝つけない来ないでよ朝
3
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もなこもち
ラベルには十代の頃のきまじめな文字が書かれたカセットテープ
10
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もなこもち
クリスマスソングは昨日で聴き納め「また来年」としまうレコード
3
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嵐田太郎
心から憎しみもてれば、いざ知れず。最期の最期で憎く思えず。
2
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嵐田太郎
絶望と憎悪と怨嗟に身悶えて、鬼にもなろう、夜叉にもなろう。
2
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詠み人知らず
ケーキだけ買いてもどれば怒られて捨てられしことかつてありにき
13
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詠み人知らず
毎日の世話やきあれどわが犬のつぶらな瞳に勝てぬと思ふ
18
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矢車菊
オリオンの傾きに似し微笑みの隔たりはただ冷え冷えとあり
24
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まあさ
130日 一度も泣かずに頑張った 自分を褒めてもいいよね 5月
17
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まあさ
不安抱く吾の傍はしゃぐ夫の自宅療養生活始まる
15
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まあさ
病状に尾ひれが付いてデマ流れ 知人が夫見て驚く水無月
18
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inosann
雪景色つもる桜花で思わせる風花も溶ける駿河の地では
22
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ゆきむし
生きている感覚息を吸い込んで次第に昏くなる一二秒
3
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海原 真生
溜め込んで 一度開けば馬鹿になる 水道屋さん 涙腺止めて
2
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海原 真生
二日酔い 施工車の中 寝たふりで聞こえる声に 安堵して寝る
2
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滝川昌之
モミの木が松に替わったお花屋さん街は二度目の冬支度です
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