横井 信のお気に入りの歌一覧
へし切
小雨降るいちょう並木は街灯に影を落として黄金に映ゆる
27
もっと見る
滝川昌之
いつまでも見惚れていたい夕空を釣瓶と落とす秋はつれない
28
もっと見る
水海はるこ
ぴったりのくぼみを見つけたから僕はくぼみの形で春まで眠る
14
もっと見る
角谷守
群青が地平へ向けて磊落しその分僕が虚しくなった
7
もっと見る
藍子
台風の風に飛ばされ後退り自然の脅威肌で感じる
16
もっと見る
詠み人知らず
囲ふとも 水の濁るる行く末を 悟れば放ちて見送る波紋
13
もっと見る
秋日好
竜田姫とはいわねども「とどめ置く」秋司るこの身にかけて
16
もっと見る
灰色猫
次々と人が死にゆく小説の悲しいページを折り鶴にする
16
もっと見る
灰色猫
人生はサイコロみたい自らを自分の道に投げ込めるのさ
17
もっと見る
灰色猫
虎として生まれたからには美しく白き孤高を生きねばならぬ
16
もっと見る
内藤芽亞
僕の胸重なっているこの言葉 君が引き抜き見てくれたなら
7
もっと見る
藍子
病院の待合室の胡蝶蘭そこだけ華やか神経逆撫で
20
もっと見る
滝川昌之
遠回りしたくなるよな月の夜は路地の屋台に特等の席
30
もっと見る
千映
動いたら半袖でいい小春の日フリージアの芽遠慮してない
12
もっと見る
詠み人知らず
人の編むにぎやかな輪を横眼して匿めて地団駄踏みたる女の子
18
もっと見る
千野鶴子
本当は私がわざわざ詠まずとも皆知っている「世界は綺麗」と
6
もっと見る
詠み人知らず
ねえ、この輪 私も中に入りたい そういう人がたくさんいるのに
11
もっと見る
灰色猫
晩秋の冷たき雨を浴びながら冬眠できぬ生き物と知る
27
もっと見る
灰色猫
紐解けばあなたはずっと春のまま冬に想えば温かいです
18
もっと見る
へし切
がんばれと言わずに人に寄り添える孤独と生きるも悪くはないと
31
もっと見る
[1]
<<
2050
|
2051
|
2052
|
2053
|
2054
|
2055
|
2056
|
2057
|
2058
|
2059
|
2060
>>
[2072]