横井 信のお気に入りの歌一覧
秋日好
広重の刷り絵の如き輪郭と黄みの混ざった青に三日月
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吉野 鮎
酒藏の海鼠壁つづく細き路地「貸しガレージ」とシャッター閉まる
14
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詠み人知らず
脳内で反芻させてるこの言葉 授けた君は神か術士か
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灰色猫
お砂糖とワインで煮込む初恋はすこし大人の苺のジャムに
16
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灰色猫
この星はホワイトケーキ僕たちは一粒づつのかわいい苺
16
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灰色猫
まんまるのケーキで祝う誕生日いちごの数がわたしの歴史
15
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蔓葵
木枯らしも心ありけりむら雲のはれて木の間に三日月のかげ
10
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千野鶴子
「暗い中大変じゃない?」と訊かれるが悪くは無いさ星も見えるし
7
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へし切
さざんかの花は垣根を赤く染め曇るこころの 空 晴れやかに
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コタロー
秋晴れの空に浮かんだ雲逹が自由氣ままに遊んでゐるよ
9
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舞
流れゆく刻に竿さすひとり酒酔いにたゆたう思い出一つ
11
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灰色猫
かがやいて零れあふれて涙してきみの瞳は澄んだみずうみ
18
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灰色猫
指笛で語らう孤島のヤギ飼いは風に言葉の音色を乗せて
19
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へし切
消えそうな月も今宵に冴え返りふたりで見ている彼の世此の世で
24
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こぐまじゅんこ
北風がぴゅーぴゅー吹く中はるくんは寒くないよと歩いて帰る
8
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森川
東雲の ほがらに紅く 明けゆくに 伊吹の山の 雪めでたうて
8
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灰色猫
果のない旅に疲れたその時はわたしのポトフ思い出してね
18
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夢士
冬枯れの原一面の黄金草きらりきらりと朝の陽を浴び
19
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灰色猫
雅やか紅葉を見上げ歩みゆくわたしの道はまだ燃えている
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半格斎
恋い初むる人の面や見えかくれ 追えば逃げゆく朝方の夢
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