KENのお気に入りの歌一覧
柊+
夜はまだ如月の色変えぬまま 荒ぶる波の行方もしらず
11
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滝川昌之
流行らないインフルエンザ保健室「やればできる」と病床確保
13
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柊+
白梅を仄かに灯す如月の 夜に落ちたか雪の玉水
12
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蔓葵
年のうちに春来にけりとつげ顔に霞みてかかる有明の月
12
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横井 信
如月の朝陽の色に染められて駅のフェンスで語らうメジロ
13
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さいおん
久方 今宵月 二十三 盃 傾 念溢
13
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ななかまど
柊の葉の尖りまで日脚のぶほの暖かしこころの模様
13
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へし切
春かけて 霞に曇る武蔵野の コロナ重なる花粉ぞなやまし
12
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名鈴
事しも有れ 貴なる君の 高き名を 我損なひて 許さるるかは
9
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葛城
フリースも皮革もあるをひたすらに操捧げし今季も綿入れ
5
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滝川昌之
五分咲きの梅林愛でる半欠けの月よ互いの不足は責めず
21
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音弥
ドアを開け入った途端に鼻腔を打つこの芳香は「蝋梅よ、ほら」
14
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吉野 鮎
あぢきなき言の葉連ねずれ墜ちる空疎を纏ふ 裸の王よ
11
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さいおん
烏玉 夜波明而 茜刺 公之念波 将哉将無
11
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ななかまど
これほどにコロナ以前のわが生活ありがたきこと今更に恋う
11
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へし切
明けぬ夜も やまぬ雨とてなき世にも 神ぞ鎮める悪霊の闇
13
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音弥
日和見のどっちつかずの態なしていざ変わり身の速さこれなく
12
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名鈴
世に住むる 力無けれど 契りこそ 縁と思へば えしも捨てられず
12
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滝川昌之
シャンプーをいっぱい買って春一番 埃の中の季節(とき)に触れたし
16
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灰色猫
敗戦の農兵たちの亡骸に天使のように綿雪は降る
14
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