ながさきのお気に入りの歌一覧
参田 三太
たそがれて 明かり灯らぬ 家いくつ 闇入道が 大口開ける
3
もっと見る
参田 三太
老いて荒れ 山野に還る 地方線 列車は走る ただ義務的に
3
もっと見る
参田 三太
また一つ 限界集落 消えにけり 橋銘板に 絡む蔓草
3
もっと見る
参田 三太
青春は 還らざりけり その跡を追ひて(老いて)彷徨ふ 18切符
3
もっと見る
参田 三太
テレビ点け 地震映像 入りしより ラブホの我の 愛撫止みゆき
3
もっと見る
参田 三太
旧き名を 中央街と 変えしより 半世紀経て シャッター街なり
4
もっと見る
参田 三太
爺婆は 町に死に処(ど)を 求め去り 畑はけものに 奉還したり
4
もっと見る
参田 三太
蕎麦植えし 山の畑は 山になり 点々赤く 萩の咲きをり
6
もっと見る
参田 三太
陽のネオン 陰のラブホの チェックとは ときめきの イン けだるき アウト
5
もっと見る
参田 三太
担ぐよし 載るもよかろう 煽るよし 観るも観ないも よきかな御輿
10
もっと見る
参田 三太
「きれいだよ」ヘイトスピーチ 気にするな へクソカヅラは 夏草に咲く
3
もっと見る
参田 三太
待つ人の 来るや来ぬやの 百日紅 秋来たりとて なほ待ちわぶる
6
もっと見る
参田 三太
空(くう)刹那 しろがね色に 閃光す 蜂を咥えて 鬼やんま行く
3
もっと見る
参田 三太
あれやこれ テストのヤマを 張るやふに オハグロトンボ 影低く交ふ
3
もっと見る
参田 三太
閑古鳥 鳴く湯屋にゐて 文身の 老爺の長き 身の上聴けり
6
もっと見る
松本直哉
秋冷のあさのくりやにパン生地のふくらみゆくをしんとみまもる
6
もっと見る
みなま
木犀が咲いたと告げる一昨日のみちのくからのメール思い出す
8
もっと見る
詠伝
衝動の恋を醒ましてくれそうな朝焼けの色はみどりでしょうか
16
もっと見る
詠み人知らず
不幸とかつまらないとか考える余裕あるうちまだ大丈夫
12
もっと見る
十薬
春風がこぶし散らせし浅川の固くかわすや若桜かな
4
もっと見る
[1]
<<
2035
|
2036
|
2037
|
2038
|
2039
|
2040
|
2041
|
2042
|
2043
|
2044
|
2045
>>
[2307]