KENのお気に入りの歌一覧
へし切
幾夜にも夢の通ひ路ゆき通ふ しるべなき身の夢と知りつも
14
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さいおん
何処乃 物乎探而 舎尓戻 公之姿乎 見者嬉茂
14
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滝川昌之
まだ開けぬランドセルなど負わすごと春風さくらの枝をくすぐる
18
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へし切
思ひかね つい君の名を呼子鳥 声なつかしき春にやあらむ
16
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横井 信
少しずつずれてく春に寄り添ってそっとほどける雨水の氷
12
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ななかまど
窓ぎわに置けばたちまちめこめこと芽を出しそうなヒヤシンスかな
10
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音弥
順風に帆あげて進む船の路 揉み消しの過去に憐れ座礁す
9
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葛城
春寒く日陰に殘る雪塊に冬將軍の殘兵をみる
9
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名鈴
巣の中の 雛鳥のごと 口を開け 今か今かと 君を待ち兼ぬ
10
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滝川昌之
糸ごとく人目を釣れば枝垂れ梅 先に釣られた鳥影ミドリ
14
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横井 信
つよくなる春のひかりに蹴飛ばした石は転がるもう止まらない
12
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ななかまど
朝の陽はほのかに優し卵かけご飯のごとく田の雪を照る
12
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へし切
いいじゃないか 夢はなくとも 今 僕が力の限りに 生きているなら
19
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灰色猫
砂漠化が進んでしまった唇があなたのキスを求めてやまない
14
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桃山
窓の外斜めに雪は降り募り思い出させるまだ二月だと
12
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名鈴
丹誠を 尽くしし宝 窺狙ふ 罪をぞ天は ゆめ許すまじ
11
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滝川昌之
地の何を掃おうとして吹く風よ砂塵に霞む嘆きの春は
17
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柊+
冬と春 そのあわいへと降り注ぐ ハクモクレンの蕾濡らして
17
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葛城
雨水てふ頃にもなりて温かき 朝降り止めば雫かがよふ
8
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へし切
だんだんと うしろ姿の父に似る 切なくもあり愛しくもある
12
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