小林道憲のお気に入りの歌一覧
菱谷真青木
深海に引きこもってるあの人もついには街をつくってしまう
8
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詠み人知らず
月光のとけたグラスを傾けて耳をすませば遠き小夜曲
20
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詠み人知らず
吾妹子に近江の千鳥はばたきて汝が行くがごと逢ふよしもがな
3
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あき
一昨日に君を泣かせたこの顔をひっぱたくからそれで許して
18
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六郎
年老いた身体を預け喉鳴らすきみに連添う幸せ学び
2
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せいか
料理店ヴェルモンテの庭の紫陽花の藍白かぜに揺れるは哀し
6
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潮月繁樹
夕凪の茣蓙となりたる瀬戸の海 テトラポットで獨り立ちみる
50
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薫智
美しい手順だけでは進めない正しいだけで生きてゆけない
17
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文麿
若手なる第一歌集屆きたりそつと手に取り寶石の見ゆ
8
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麻倉ゆえ
どうしても数式たちをかき集められないでいる四十五分
6
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舞
国果てる稚内なる北の地に今年最後の桜咲くとゆ
5
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佐々倉シズカ
肋骨に触れた左手そんなことなかったようにハンドル握る
4
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六郎
ふれられぬ牡丹の花か桃の実か日暮れのベンチ夏服の君
7
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日向猫
無防備な寝姿和む日向猫街の心をふわりとのせて
19
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佐々倉シズカ
たくさんの猫たちの目をくぐり抜け走る国道夜風囁く
10
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恣翁
月照るも 愁ひに長く閉ざされて 春の記憶は塵に埋もれぬ
40
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凜
いづくにか心はあらむわが身をば床こそ知らぬ燕思へば
2
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凜
時過ぎて心散りぬや桜花包み隠さぬ色ぞ見さすれ
4
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凜
いとせめて文返へしてはぬばたまの黒髪長く春を待つかな
3
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もなca
降る雨にさす傘もなく君もなくしぐれてやまぬわが想ひかな
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