コタローのお気に入りの歌一覧
灰色猫
あまりにも歌が多くてどの歌をどんな基準で選んでいこうか
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灰色猫
灰猫は歌集を出すべくふむふむと自分の歌を読み返しおり
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灰色猫
白竹をまず掘るところから始まった幼い頃の七夕の日
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灰色猫
卒業の記念にバイクで旅をした琢磨の川が牙をむくとは
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夕夏
せっけいもくちをにごせばぜっけいによいいみであればよいがかなし
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ケンイチ
さまだけが平仮名である本文は行間の余地さへ許されず
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うすべに
あじさいの色まで流す鬼の雨 早く止んでと空を見上げる
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弥栄成就
誕生日 アルバム開き 子供らに あまたの幸せ 貰いしを偲ぶ
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横井 信
背丈より大きく伸びた雑草をかき分け迷う小さな一歩
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恣翁
倫敦に 今宵の月を看るならむ 何時か照らされ 涙痕乾かむ
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KEN
むらさきの 匂いたつかな ラベンダー シュクレフィレ降る 文月のこみち
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夢士
めされ逝く母の御霊や揚羽蝶吾の手に舞ひて庭の紫陽花
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び わ
半袖のシャツに着替えて夏迎え世界混迷コロナ禍止まず
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び わ
模索する八〇才の生き方を為に成ること周りを見詰め
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び わ
囲碁の会そろそろ会員揃いけり懐かしき友懐かしき一手
7
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び わ
皆さんの協力により今日があり吾は料理をひたすら究め
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び わ
色あせた母の遺影が見つめおり闇夜の中にホッと明かりが
8
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舞
妖精やコロボックルら棲むような七月の風サッポロの街
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あゆか
亡き人は蛍になって会いに来るほら玄関で君を待ってる
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あゆか
玄関にサンセベリアが立っている昨日買ったよ仲よくしよう
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