まぽりんのお気に入りの歌一覧
松本直哉
たのまずよ夏のなぎさの砂に書く人のこころの波に消ぬべく
7
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KEN
梅雨寒に 水面の鴨も 湯あみかな 宿の出で湯の 溢れる川邊
9
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源 漫
長雨の空晴れ初めて木洩れ日の道を飛ぶ鳥すがやかに鳴く
5
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つちだゆういち
再会を誓わぬままに君はまた笑顔残して機上の人に
12
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横井 信
夕暮れの街に消えてく蝉の声 祭囃子の始まりを待つ
15
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詠み人知らず
まってても帰って来ないご主人の座椅子の上で丸くなってる
7
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可不可
泣きべそが笑顔に追ひ払はれる 空模様だから嬉しいけれど
8
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滝川昌之
ドクドクと軽く握った軍手越し蜥蜴の腹の強き鼓動よ
21
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ななかまど
つばきの名もらいし定め夏椿おもたく散りて岩苔に音
8
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詠み人知らず
山野にて かをり漂ふ山百合の風に揺れゐる影も香ぐわし
8
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詠み人知らず
単線の青田まつすぐ走りゆく山川偲びて望郷の思ひ
7
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ながさき
居待月 午後の十時に 屋根の上 ただ茫然と ただ立ち尽くす
28
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ながさき
東天に 真珠の涙 浮いていた 虫の音だけが 響く夜空に
29
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ながさき
君も勝て 我も勝ちなむ この一生 慈悲と勇気の 哲理いだきて
25
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ながさき
日と風と 水と大地の 恵みうけ この星生きる 我等は人間
34
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ながさき
生命を 「本尊」とする 思想こそ 人間主義の根源である
10
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カモメとスミレ
ぬかるみをやさしく踏みぬやはらかく冷たき泥が爪先洗ふ
7
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カモメとスミレ
献燈の文字黒々とさへわたりこの地で生きる人の名を知る
5
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詠み人知らず
吉本のお家騒動落とし所お客ファーストさぁ笑ろてんか
15
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幸子
結実に着々歩む実を提げて日ごとに垂れる柿の枝かな
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