緋色のお気に入りの歌一覧
恣翁
夕闇は 潮の匂ひと 共に満ち 辺りに籠めて 二人を隠す
22
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ケンイチ
さだまらぬこころを連れて夕光の染む空高く秋わたる風
17
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芳立
夕さればあづまのかたに雲積みて聞くらむ雨の音ぞゆかしき
19
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河のほとり
遥々と空をゆく声の清けさよ鳥やかなしき人も聞くらむ
18
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まるえふ
月の夜は野郎同士で酒喰らう女心に興味は無いのだ
9
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舞
気がつけば少女のように妻笑みて名も知らぬ花ともに眺める
14
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白亜
星ひとつ あいだにはさみて歌詠みを 吾らの夜は永くもあるかな
14
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恣翁
蓮っ葉な 鼻にかかりし 声ながら 睫毛の影は 薄く揺れたり
22
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falcon
熱き陽を眺むる窓の風知草かすかにゆらす秋のはつ風
16
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たんぽぽすずめ。
実を網の小籠に包むほおずきの揺らぎへ聞けり子守唄かな
17
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聴雨
ゆく雲の流れのなかに佇みてちさきゆふべの涙をわらふ
13
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みやこうまし
ゴミ箱と書かれし箱を首に下げ客追いかける、ああ添乗員よ
11
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半格斎
もてあますこの身ながらう昼つ方きみ居らぬ間の盜み食ひかな
18
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たんぽぽすずめ。
眩しくてサングラスする訳じゃない戻らぬ恋がまた掛けさせる
12
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光源氏
ゆれまどふ花の命を問はば問へ夢もあはれも尽き果てしとも
17
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舞
酔い臥せば鈴虫の音の優しくてあまり呑むなと母の声する
14
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たんぽぽすずめ。
芋虫のうねりもいつか恋へ飛ぶ蝶を見送る人ぞ悲しき
9
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まるたまる
「会いたい」と言えずに我慢してるだけ不器用過ぎて滲む月影
19
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河のほとり
をとめ舞ふかがりの夜のまぼろしは月にほのめく萩の花光
17
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只野ハル
海亀のように生まれて孤独に泳ぎ命尽く運命であれば
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