メガネのお気に入りの歌一覧
falcon
とおきひのいくさはわれにあらなくにひぐらしひとりききてしのばむ
7
もっと見る
只野ハル
夕菅に秋風の立つ高原に麦わら帽子残して君は
3
もっと見る
浅草大将
いしぶみに子等は戦を思ひおり刻める文字を今は問ふまじ
18
もっと見る
詠み人知らず
ひらがなの「ら」の字を描くように散る桜の花びら ららららららら
40
もっと見る
詠み人知らず
うしなったひとはいつでも美しい銃弾のまま胸にめり込む
19
もっと見る
螢子
逝きし友の新盆吾子と訪れば黄蝶舞いたる彼の化身か
6
もっと見る
粕春大君
軽鳧の親もぐりて浮かぶそのしりを見し軽鳧の子のまねぶせせらぎ
4
もっと見る
海の子
楽しみは吾子を連れ出し海へ出で釣り上げし子の笑顔見る時
10
もっと見る
紫苑
あさやけの片瀬のうみに抱かれて空のこころに潮風みちる
8
もっと見る
御崎 耕
鉛筆が歌と世界の距離感をはかりかねてる罫線の上
16
もっと見る
御崎 耕
戦争を知らない孫の好奇心祖父は静かに静かに語った
10
もっと見る
佐々一竹
子ら走るポケモンスタンプラリーへとプラットフォームはトラックと化し
4
もっと見る
螢子
八月の雨の中にも蝉時雨七日の命謳歌するごと
3
もっと見る
詠み人知らず
暑そうにうな垂れている切花に氷をひとつ 元気におなりよ
10
もっと見る
さる
去る人に 未練のこりぬ 老ひわれは 得がたき友を 失いたくなし
2
もっと見る
海の子
草刈機飛蝗カマキリ追ひ出せリゆっくり逃げよ子カマキリ君
7
もっと見る
虹雲
揚げ雲雀落ち行くさきに父のいて幼きわれは茅の巣持てる
3
もっと見る
虹雲
香り立つみかんの花の道を行く母若くして吾に微笑む
6
もっと見る
ふみまろ
泣けとばかり眼鏡を濡らすおでん屋の湯気もろともに一日を呑む
4
もっと見る
紫苑
まなうらに白き花火の拡がりてかなしきほどにゆっくりと散る
10
もっと見る
[1]
<<
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
>>
[32]