純虚数のお気に入りの歌一覧
朱萌 zzz..
差し延べてくれた屋台の焼き鳥が焦げて苦くて炭で笑った
6
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Chico
その歌のぶっきらぼうな優しさに僕の乙女が振り返るのです
21
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矢車菊
大人でも子どもでもなく十代は王子に恋した人魚だったよ
16
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まつり
楽園の壊れる音を聞きながらあなたとふたりでラストダンスを
5
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むくり
扇風機 回れ回れよ ぐるぐると重たき空気を 掻き乱すよに
8
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まつり
夕立という語の美しさについて語る男の喉を眺める
13
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夏嶋もこ
知らぬ間に180度も寝返りし君は夢では魚になったか
10
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ざつ
あなたが好きなコーヒーを頼んだらふと目に浮かぶわたしでありたい
4
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ざつ
途切れ途切れラジオ聞こえる午後 いまはない人がうたう夏のあのうた
6
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林林
先生と電動糸ノコ図工室曲がり角で手を止めてほめられ
16
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ざつ
インスタグラムあなたが食べたドーナツの枠の外で息してる私
5
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ざつ
くちびるを溢れる嘘かき集めたらいっそほんとになればいいのに
4
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ミツ子
きみのため誂えられた唯一のガラスを見つけたアーツ・クラフツ
3
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なつを
キィキィと苦しげな声あげながら揺れるブランコ 私の心
12
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詠み人知らず
立っている のうのうと生き 私はたくさんの上に 今日もこうして
4
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まるきち
自分だけ高い位置から見下ろしているかのように冷ややかな目で
2
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富鴨
純粋が罪になるなら今はただあたたかい手に抱かれていたい
12
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ミツ子
その石は星の欠片で出来ている そう信じてた母のブローチ
28
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ミツ子
なんだかさ桃の皮でも剥くようにきみを容易く傷つけたくて
7
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むくり
永遠を 咲くかのごとき 花は散り思い起こせば そは儚きゆめ
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