裕二のお気に入りの歌一覧
成瀬山水
真夜中に堪らず乗ったブランコがいいこいいこと囁いている
9
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鬱血小芥子
「もつと見て」輪に首通し文おくる殘りしものは鬱血の痕
5
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桜井さえ
まばたきの度に睫毛が泣くような一瞬の中 永遠めいて
6
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もなca
タオルからうつむきがちに目を上げた今朝のわたしにおはようと言う
20
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新田瑛
ドはどうせ僕なんてのド レは恋愛相手としてはありえないのレ
34
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はばき
恋愛を何に喩えるかでわかる程度の孤独なんて知るかよ
8
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矢車菊
ももいろの夕焼けを見た 会いたいと望めばきっとまた会えるはず
10
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塩素
幸せなこどもだったと思いたい 紡いだ「あい」が鏡文字でも
12
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三夏
信じてた王子が白馬で来ないのでこれから徒歩で説得に行く
80
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たえなかすず
祈りとは末期の恋に嘲笑が届かぬように叫ぶ声でしょ?
2
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詠み人知らず
つまらない嘘を今また積み重ね私はわたしで無くなってゆく
32
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詠み人知らず
わたしからきらいになるのはむりだからどうぞあなたがふってください
7
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薫智
閉じ込めた「好き」の想いが風化して溶けて消えてく日を待っている
9
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更紗
本当はずっと一人でいてほしい 愛とは呼べない心が痛い
20
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山科嶺子
さよならを言える資格はありますかわたし一人の思い出ですか
62
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垂々
バスタブは(逢いたい夜に泣くための)180リットルの深海
39
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みづ子
「別れよう」我が君でない君が泣く花も盛りの学食の隅
14
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薫智
神様に小さな嘘をついてまで欲しかったのにこぼれ落ちてく
59
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市川ありさ
いま矛盾だらけの恋が真っ白な中央分離帯に降り立つ
8
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詠み人知らず
このキスで君を野生にかえしたい優しい仮面外してよ今
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