林林のお気に入りの歌一覧
夏恋
あれこそが一期一会でありました気づかぬうちに温もり残し
63
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小幸
まだ早いまだ逝くなよと内に秘め 微笑み満たしあなたの前へ
32
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琴葉
一言の別れも告げぬまま逝きて冬空を刺す煙ひとすじ
17
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秋日好
せめてもの戻る場所があるというひとつひとつが人を支える
25
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ゆり
山積みのキウイ六十九円で浮かない午後もご破算で良し
5
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ゆり
はるがすみ記憶と今とあやふやに母がいた午後母いない午後
9
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只野ハル
観覧車 ひとまわりして 降りるとき 違う世界に 着いたらいいね
192
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かいん
すれ違うおばちゃんなぜか笑ったから俺も笑った今日も幸せ
18
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潮月繁樹
人しれず 踏切脇の 祠から 園児見護る 添えられし花
11
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潮月繁樹
裏山で筍掘った 米屋行き糠も貰った あとは君だけ
10
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潮月繁樹
菜の花に 粉雪舞いて 弥生かな 苛立つなかれ 留まるなかれ
15
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潮月繁樹
今も なお 浜の焚き火に 暖求め 夜ごと集まる 亡者となりて
11
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潮月繁樹
たゆたゆの 春の日差しに 抱かれて 幼子になる 空っぽになる
15
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潮月繁樹
金色に染まり始めしキンカンを 青き空より もぎて頬張る
18
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潮月繁樹
夕凪の茣蓙となりたる瀬戸の海 テトラポットで獨り立ちみる
50
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もなca
五回目の命日の来てかなしみは今もしずかに降りつもりゆく
25
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あまおう
寒いねと きみに気軽に 声かける あいさつも、もう 溶けてしまうね
26
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リンダ
吐き捨てる歌を詠むのはやめましょう。溜まって落ちる雫の言葉
69
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柿の種。
潮の香を受けては凪の氣嵐に浮かびて流る船の燈
10
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柿の種。
良しとても惡しとも知れず無知の知の今に生きたる自に善くあれ
5
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