林林のお気に入りの歌一覧
秋日好
指先で 充実の茎 転がせて 確信してる 新たな生命
15
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風花
そぼろ降る雨に結露すバスの中 密封されて運ばれる朝
27
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柿の種。
春寒の雲居に流る薄墨の誰の手にやと滲み行くらむ
7
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柿の種。
春口の暖雨春想を募らしつ吹きては運ぶ風の異なり
5
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柿の種。
曇天の心附き無く思へどもまとゐて淡し陽の清らなり
6
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月虹
もう泣くな歌を翼に変えるからこの命こそ煌めきなのだ
96
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月虹
本能が何処かで苦悩を求めてる降り止まぬまま夜越える雨
73
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月虹
春雨のアライメントに惑わされまだ何処へも行けない二人
27
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月虹
綺羅星に願いをかける歌詠みは大事な人へのメッセージになる
73
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多良ラッタ
鼻水とくしゃみが襲う晴れた日にドアを開くは決死の覚悟
4
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和竹
会えぬ日は陽の当たらない花となり向かう空なく虚ろにほころぶ
6
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月虹
煌めきを失わないで今日も行く真っ直ぐ見つめてついておいで
32
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秋日好
明朗で快活すぎる八重椿白梅よりも先に咲かないで
14
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風花
花を見て桜だと知るそこここに 仕掛けられたるサプライズ春
23
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詠み人知らず
絶望は修行と思い我慢する いつからこんなに強くなったか
7
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秋日好
わかってる身体の不調を探してる言い訳にして引きこもってる
18
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秋日好
いいんだよいてくれないと困るけど困るのはボク 君じゃないから
13
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葱りんと
今日もまた 兄妹額つきあわせ くっつく寝姿 ふたごパン
5
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葱りんと
幼き日 二人でブランコ漕いでいた 性別なんて 軽々越えて
8
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葱りんと
秋晴れに夏の残りを洗濯し 乾けよ乾け 心の澱も
7
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