林林のお気に入りの歌一覧
月虹
この星の細胞でなく細菌となって荒れ野を歩く黄昏
28
もっと見る
月虹
台風の過ぎたる野辺を駆け抜けて特急列車は子供の楽園
28
もっと見る
月虹
1ミリも解けない恋の魔法ですスーパームーンの名残り月夜の
28
もっと見る
詠み人知らず
月と花 川面に流る街の灯に 乗って飛びたい 懐かしい春
20
もっと見る
みなま
今年また蹴上岡崎疏水端天窓開けて桜並木あおぐ
12
もっと見る
都詩
我もまた桜の下で死にたしと夢みたいなこと考えてみる
13
もっと見る
恣翁
夜桜に賑はふ上野公園の 冷たき夜気ぞ 肌を舐めける
16
もっと見る
ながさき
人類の 心はいまだ 進歩せず 意識を変えて 理想社会へ
15
もっと見る
浅草大将
ひと枝のSACRAに聞くや外つ国のひとも羅馬に散りし花の香
6
もっと見る
浅草大将
春の日のかすかに立てるかげろふに妹ぞ思ほゆ袖をふる里
10
もっと見る
亜貴
意味のない問いも涙も、思い出も、全部湯船にとければいいのに。
32
もっと見る
亜貴
「終わる」のを「失われる」と表した 最初の人は誰なんだろう?
3
もっと見る
亜貴
目の奥がつーんとするんだ かさぶたも消えてきたのに なんでだろうね
6
もっと見る
秋日好
ラジオから甲斐よしひろの声がする英語だけれど間違いない ハズ
8
もっと見る
秋日好
四日後は復活祭だ四連休四日働きまた週末だ
3
もっと見る
秋日好
出ていくと雨が降っても戻らない野良着の妻の泥どろ加減
12
もっと見る
秋日好
この雨は濡れていいんだ草花が伸びあがるため 風邪はひかない
10
もっと見る
詠み人知らず
京都への観光バスの集団に 黙礼ささげ「落とせよ金を」
8
もっと見る
詠み人知らず
いつもとは ちょっと違う 髪型を 今日はしますね 君に会うから
4
もっと見る
舞
二人して共に老いゆく幾年か夜を重ねて今桜見る
8
もっと見る
[1]
<<
1937
|
1938
|
1939
|
1940
|
1941
|
1942
|
1943
|
1944
|
1945
|
1946
|
1947
>>
[1987]