大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
まるえふ
夢ならばいつも隣りを歩いてるマーブル色のガラス隔てて
11
もっと見る
河のほとり
夢うつつ知らずこの世は花の香に浮かびて消ゆる幻のうち
11
もっと見る
由縁
「直ぐはまる」子らが評する われはまた 恋するように 数えては息
4
もっと見る
由縁
濡れ髪の乾くをまたず枕あて涙かいなか尋ねるを待つ
4
もっと見る
嵐露
「手が冷たい」主張す君の照れ屋語を翻訳すると「手を繋ぎたい」
20
もっと見る
美津村
花なんか咲いてないよと電話して君を待つ園霜柱たつ
10
もっと見る
美津村
約束の場所だが目印の花がない冬の公園またひとまわり
13
もっと見る
紫苑
人影の絶えてひさしき玻璃まどの連絡通路に月光の棲む
24
もっと見る
葉月きらら☆
栗色の髪はらはらと解いたのは抱いて欲しいの密かなサイン
15
もっと見る
inosann
「おかえり」と聞ける灯りに辿り着く積み重ねられしありきたりな日々
23
もっと見る
詠み人知らず
シニヨンに花びら散らす花嫁は幸せに酔う薔薇色の頬
14
もっと見る
詠み人知らず
やさしげな春の日差しに誘われてコートを脱げばまだひんやりと
14
もっと見る
へし切
ほどよきが仕合せなりと思ふれど落ちぬ欲垢失せぬ煩悩
23
もっと見る
南美帆
半年を過ぎてようやく花愛でる心になれた春が嬉しい
10
もっと見る
紫草
わが内の意地とも呼べる正体を凝視しており春の真昼に
23
もっと見る
詠み人知らず
百円で買った認めの印鑑で事実に相違ないこと誓う
6
もっと見る
詠み人知らず
カーテンを押しのけてくる陽光がやに眩しくて目を開けてみる
1
もっと見る
ほの香
やわらかに芽吹きを誘ふ今日の雨濡れ髪かき上げ待つ君の傘
22
もっと見る
inosann
生まれ出で老いて死に行くそれぞれに添われる者も添う者もありて
14
もっと見る
律
教室は白霜の窓に閉ざされて 静かな森のような5時限
43
もっと見る
[1]
<<
186
|
187
|
188
|
189
|
190
|
191
|
192
|
193
|
194
|
195
|
196
>>
[217]