杏子のお気に入りの歌一覧
悠々
コーヒーの自販機一つ無い村の郵便ポストに「今晩は」を言う
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ケンイチ
僕が去り季節がめぐる僕が来る前からずっと君の住む町
7
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山桃
ざわめきの心に凝りし奇妙こそつぶらつぶらと舌で転ばせ
3
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たんぽぽすずめ。
どの国も上手に跳べばよっしゃーと崩れそうなら嗚呼と叫んで
3
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山田美弥
心臓をぞうきんしぼりでしぼってる痛みに耐え兼ね漏らす言の葉
2
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山田美弥
真夜中に米を研ぐ音響かせて君の寝息に一矢報いる
5
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山田美弥
本来の負けず嫌いが作動して前に進めるような気がする
1
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山田美弥
鬱という病は実は最大の自分に対する愛情表現
7
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山田美弥
君の目の物語りすら読み違えむなしく響く言葉抱きしめ
2
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山田美弥
心配をさせてもらえる幸せを噛み締めている日溜りの中
2
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まるたまる
恋の歌詠みたいだけのそれだけのどうせ私の恋したい理由
4
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ふきのとう
嫁ぎ来て古い慣習に戸惑うも愛あればとしのび泣いた日
3
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たんぽぽすずめ。
グーグルであれやこれやと検索をしても最後はうたのわに来る
6
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紫苑
眼前の毒と甘きを秤りつつ罪なる美酒に手を伸ばしをり
9
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キタハラ
人生をななめに歩く たくさんのひとにぶつかりながら それでも
16
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紫苑
春まだき金糸雀色の花群れに日だまりほどの暖かさあり
10
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赤橙黄緑
たくさんの慈愛に満ちたあのひとの涙の訳は自愛の男
7
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笑能子
腰痛も吾がものなれば愛しとて同行二人?とやんわり温め
1
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たんぽぽすずめ。
信号にさよなら色の無い春にそれぞれ人はまた歩き出す
7
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庭鳥
電卓の利き腕だった左手に触ればひとつひび割れ出来た
5
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