ふきのとうのお気に入りの歌一覧
小林道憲
眠られぬ秋の夜長にそぞろ歩く 木犀の香り漂へる中
16
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紹益
また一つ 慣れ親しんだ 店消えて 足遠ざかる ふる里の街
17
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芳立
秋分けてひと日ひと日の暮るるほど闇の深まるわが身とぞ知る
18
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光源氏
人の世の愛別離苦は試練なり神も仏も我が胸に在り
16
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夢士
神の山噴煙をあげ知らしむる自然の力ひとは測れず
17
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みやこうまし
京に生まれ京に育てば 遠くよりふる里望む郷愁のなき
13
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紫苑
懸命に眠りをねむるおさな子のまろき額に汗ひかりをり
20
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ながさき
人間の 皮を被った 鬼が居る 何故防げない 残虐事件
20
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光源氏
雅びたる清き明かしき金木犀身を明かしたることはなけれど
10
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へし切
月清か梢をわたる風常と変わらぬ秋をなぜに哀しむ
29
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みやこうまし
生きたのか生かされたのか流れ星 軌跡離れるを見てほっとする
16
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あまおう
街灯の そのまた上に月があり 黙って見てる コオロギの夜
24
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へし切
たなうらに妹が名を描き肘枕そぞろ歩くは夢通ふ道
24
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詠み人知らず
虫の音を楽しみながら栗むけば小さな幸せひとつふたつみつ
14
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栞
駆け足で移る季節を眺めてる 夏に心を置き去りのまま
18
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詠み人知らず
神代より詠み継がれたるやまとうた人の心の種よりぞ咲く
36
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夢士
病室の窓に写る陽秋の色風の入る窓北へと変わる
20
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詠み人知らず
樺色のガクより弾け散るようなノササゲの実の黒色妖し
12
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灰色猫
星座よりもっと速いスピードで 僕の孤独は加速していく
24
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へし切
砂浜に君への想い書きし夏冷めやらぬ間に波が消しゆく
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