御崎 耕のお気に入りの歌一覧
芳立
野に花はあるべきやうを知らずともあるままに咲きあるままに枯る
13
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たんぽぽすずめ。
(歌詠みは格好良いよを)ぶち壊し我が身を晒す勇気が欲しい
11
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芳立
少年は白ならざれどけがれつつ洗ふすべこそあまたありしか
10
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falcon
枝先にとまる小鳥のかたちして辛夷は白く咲くを待ちをり
13
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ケンイチ
炒めものの音を聞きつつ僕は缶ビールを空けて歌でも詠んでる
12
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芳立
わが袖にしみにし人の香を思へばひとり立たるる木の下の風
12
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たんぽぽすずめ。
悲しみの無い人生は詩も歌も残らず長く退屈だろう
22
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粕春大君
東風吹かば春や来たると籠もりをる生けるものども戸を開くなり
20
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紫苑
いくつもの樹のなきがらを抱きこもる水面に春の雨のさざなみ
15
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羽
行きましょう春は名のみの寒さでも喫水線が穏やかならば
22
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リンダ
ワンルームで初めて作ったダシ巻きを写メールでくれる吾子のはにかみ
20
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庭鳥
車窓から朝日が入る君眠る窓にも朝日さしていますか
13
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芳立
折らざらば花のいのちのはかなきを吾が身と知らじ愚かなりけり
25
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ケンイチ
空ひとつ広げて仰ぐとめどなく生まれつづける文字は追わずに
17
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羽
アリス・イン・ワンダーランドとささやけば蝶々結びも空を飛べるね
14
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杏子
賑やかな 場所で感じる淋しさが膝をかかえて ひとしずく ポタリ
16
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うにうに
緊張の窮まりに咲くさくらばな遠く滲んだちちははのかお
14
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紫苑
やはらかに真砂温みて若布つむ裸體の眩しふるさとの春
15
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うにうに
宵闇に乗じて溶ける黒猫の瞳の蒼に請われるままに
14
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たんぽぽすずめ。
シャンプーも少なく済むしすぐ渇く坊主頭はとてもエコです
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