ほたるのお気に入りの歌一覧
紫苑
曇りなき蒼穹に翳りのありやなしやミモザ渡れる春風に問ふ
9
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竜胆
とりあえず今日も半分夢見とこ。ドロップはまだ溶けないでいる
5
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栞
きみの嘘 気づかないふりする我に気づかないふりしているきみは
9
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芳立
わが恋は愛しとばかりを告げましを君が息そに鏡くもれる
11
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螢子
やさしさが心に響く五十音あいから始まる日本のことば
18
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竜胆
すらり立つ明朝体の如き彼 平凡ながら美しくもある
7
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三沢左右
両つ目の 君を見ること下手なれば歪なるかな吾が恋心
12
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螢子
一瞬に砕けた心の欠片にはひとつひとつにあなたが映る
13
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竜胆
寒いからあったかいよね冬の日は 頷く鍋の湯気が棚引く
5
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芳立
題詠の合はせに出だすうた私撰たつた十首でのちが続かず
18
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只野ハル
昼下がり深緑に染まるふるさとにひとりで居ると涙が流れ
13
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只野ハル
踏み出せず白線の内閉まるドア3番線の電車が出ます
13
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聴雨
類ひなく紅ふかし花椿そは誰がためか解くすべ知らず
6
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まるたまる
触れられたところを一人思い出す最初はくちびる もう熱い息
18
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詠み人知らず
やうやくものどけき春はつかの間に花はな散りそ今日のみぞれに
11
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浅草大将
冬こもり春をひとへにまつの戸を叩く今宵の雨のおとづれ
22
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只野ハル
認知とは家族が認め知ることと思えども抑えられぬ心
10
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芳立
色も香も声もめぐれり春の日は忘れしひとを忘れさせざる
31
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まるたまる
蒼い部屋は水槽みたい教科書の海藻を避けてカーテンを開ける
18
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まるたまる
物分かり良いふりをしているけれど君の全てが欲しい夜もある
17
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