都詩のお気に入りの歌一覧
美津村
「忘れました」と年齢の所為にし席を立つ「老」も「惚け」も使いみちあり
10
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詠み人知らず
薄紅に艶めく乙女の唇を想えば恋しいさくらんぼ食む
24
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詠み人知らず
カマキリの卵がかえりそこいらが小さな兵の行進のごと
16
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秋日好
パリ郊外赤土コートに飛び跳ねる小さな身体澄んだ強い瞳
15
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小林道憲
新緑のあけぼの杉に朝日射し 鳥の語らい 森にこだます
17
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月虹
空色のランニングシャツがお似合いな七十代の青年が行く
281
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舞
何処にでも咲いてるような花でさえ一輪ごとのそれぞれの色
23
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月虹
満たされてしまえこの身が燃えるまで半身の月が浮かぶ夜には
281
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水槽ちゃん
テーブルに綺麗事ばかり並べてるきみにフォークを投げつけてみる
7
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仔柚
「あたし友達いないの。」と君は言う「じゃあ私にもいないみたいね。」
10
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三蛙
特定のネットワークのニューロンがON・OFFしてるだけ恋なんて
8
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恵
眠るとき触れていたいのそれだけで貴方と夢に堕ちていけそう
27
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成瀬山水
ネクタイを贈ろう柄はストライプ二人の人生交わった日に
13
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片井俊二
ペダルこぐ少女をいつも待っている夏の空までつづく坂道
20
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恣翁
熱情に つき動かされし交はりの果てに 荒寥ばかり沈みぬ
24
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三蛙
3年に1度発生するというセミの叫びのような恋愛
8
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詠み人知らず
昼寝する我によりそい川の字で犬の親子も仲よく眠る
21
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秋日好
片足ずつ階段降りてお茶飲んで這い上がってはベッドに戻る
17
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秋日好
子羊が母の隣でよろけてる生まれたてには優しい風を
19
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小林道憲
群青の硝子の酒の清くしてペルシアの乙女 春風に舞う
12
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