恣翁のお気に入りの歌一覧
芳立
はらからの憂き目みてより外つ国の地震にもふれる心地こそすれ
7
もっと見る
聴雨
いにしへの歌ひも解けば通ひ路に人知れず降る秋の雨音
12
もっと見る
まあさ
ブランコが搖れて戻つて靜かに止まる私の氣持ちもさうならいいのに
15
もっと見る
詠み人知らず
高熱の浅い眠りに水滴の 幻聴ありて水を求める
16
もっと見る
遠井 海
七十の同窓会名 会員の希望で名付け「ピンピンころり」
5
もっと見る
聴雨
道ゆけば出会ふ数多の花のいろ白をし伝ふこころを聞かむ
8
もっと見る
たんぽぽすずめ。
もう少し説明省く歌ならば良いがやっぱりこれも説明
5
もっと見る
紫苑
雲隠る月の名残りを映すごとダチュラの群れの闇にはなやぐ
6
もっと見る
ふきのとう
白百合の球根買ひて植ゑつけし彩りの春にぎわいを待つ
9
もっと見る
ふきのとう
やわらかき光射し込む小部屋にて彼方の友に文したためる
12
もっと見る
詠み人知らず
紅葉は美しき死の予兆なり 日本に生まれ日本に朽ちる
18
もっと見る
夏恋
真夜中のスクランブルを青白きあたしのアルタイルがやって来る
3
もっと見る
夏恋
わたくしが君の気持ちを傷つけていないことを切に祈ります
3
もっと見る
遠井 海
友の声に外へ飛び出す子どもらの成長うれし我もひといき
6
もっと見る
詠み人知らず
職場という妬み嫉みの空間を 澄まして泳ぐ我は海の子
8
もっと見る
詠み人知らず
新聞の歌壇の欄に祖母の名を見つけておりぬ秋の夕暮れ
6
もっと見る
桜園
やぶれし羽休めて地面にとまりいし紋白蝶をそっとみ守る
61
もっと見る
五穀米
高き処で恍けるは黒き鴉かなわれは地に這い飛沫に濡るる
1
もっと見る
詠み人知らず
朝露の穂垂るすすきにふりかかる弾けばぴんと空に跳ねたり
4
もっと見る
五穀米
ひと月ほど青い少女に振り向かれ誘われては絵を描いている
2
もっと見る
[1]
<<
1888
|
1889
|
1890
|
1891
|
1892
|
1893
|
1894
|
1895
|
1896
|
1897
|
1898
>>
[2559]