恣翁のお気に入りの歌一覧
庭鳥
小雨吹くビルの谷間に迷い鷺あちらこちらへ流されて飛ぶ
6
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庭鳥
転がして戯れ雪の玉ひとつ溶ける日近しただに悲しく
7
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偽嫁
秋深く鮭は居るかと橋の上自殺志願と思われそうね
7
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詠み人知らず
まだ暗い出勤路に立つ自販機の「あったかーい」にほっとしました
21
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浅草大将
一人ぬれて見送る我にも冬の雨デモは声あげ傘つらねゆく
7
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真山千展
銃口を自分に向けているようなあなたが嘘を付くときの顔
10
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たんぽぽすずめ。
アイデアが切れて苦しむ歌なれど霜抱く花に励まされてる
11
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みやこうまし
靄がかる夕空寂し鈍色に変るを見つつ寒風に佇つ
10
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只野ハル
蒼鷺の時雨の川にただ一羽そぞろ歩みぬ詩人のように
9
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只野ハル
交じり合う白い息には届かない思いがいっぱい詰まっているよ
3
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詠み人知らず
うちかへし黄金ふりしく山の端ややがての冬の先払ひかな
5
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只野ハル
この雨が上がると寒くなるらしい濡れる木立を見ながら歩く
5
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詠み人知らず
気がつけばナウいヤングを卒業し ふとグランパに憧れている
9
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遠井 海
ママとチビ三人暮らし天ぷらを作りすぎては持て余してる
10
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詠み人知らず
嬉しくて微笑みこぼれるお気に入り 大好きな人の拍手に躍る
7
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舞
枯れ葉へと止む事も無く銀色の雨のひた降る秋の夕暮れ
15
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みやこうまし
生きずらき人の怨嗟を風に聞きふさぎて過ぎる木枯らしの中
18
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五穀米
愛なき日確かに送りし過去の在り祝福されぬ若き日の在り
6
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横雲
黄に光る石蕗の花咲く昼下がり石踏み来たる音のゆかしき
3
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まあさ
ひとときをこの地で暮らす白鷺の群れ穏やかに水面に遊ぶ
14
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