恣翁のお気に入りの歌一覧
文麿
朝まだき霜立つ路の静けさにすべて尽きたる心見送る
9
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葉月きらら☆
全身を調査されているようなゆっくり動く君のくちびる
4
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舞
人知らぬ幸せあると思わせる冬澄む空の夕焼けの果て
20
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幸浦佳
あつものに懲りてなますを吹くごとくどこを行くにもそろおりそろり
2
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葉月きらら☆
気持ちだけあなたの方へ転がって理性が拒む目閉じないキス
3
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ふきのとう
庭先の落ち葉集めるわが肩にはらはらと舞う楓のひとつ
15
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卯月
四年ほど前はどこにもいなかった子が晴れ着にて神社へ参る
7
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サセボ
旧友が続々嫁いで行くけれど私は私 負け惜しみじゃなく
3
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まあさ
プリンター ガタガタいつもの音立てて吐き出している喪中のハガキ
6
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詠み人知らず
「欠点も愛してほしい」 欠点と思ってないから直らないんだね?
2
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桜園
柿のへたに紐とおしつつ渋柿も旨しとよみし子規思いだす
18
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どるちぇ
在りし日の穏やかなる顔そのままに真白き花に抱かれしひと
14
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桜園
熟し柿ストーブの火で煮詰めつつ干し柿つくる寒き雨の午後
18
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みやこうまし
ティービーの幼児番組ばかり見る認知の妻は幸せそうだ
12
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夏恋
歌に反応されると詠みにくいわでもご心配どうもありがとう
3
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市川春水
みつとせを かえりみすれば あまたなるひとのなさけを うけしひびかな
9
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由良
もみじ葉は濡れていっそう艶やかに頬赤らめる長雨の中
3
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あまおう
まっさらな手帳が白く寂しくて取るに足らない予定書き足す
25
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光源氏
いづこにて君や待つらむ世の中にしばしいとしき冬の残照
17
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まるえふ
寂しさは仕方がないと思ってたただ言葉だけ許せなかった
13
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