恣翁のお気に入りの歌一覧
あまおう
幾重にもかさなる思い詠みあえば触れた気もするその人となり
20
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遠井 海
歌詠めば人間性も価値観も漏れ出て見える楽しさ怖さ
17
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夏恋
本当に過ごしたかったひと想うそんな季節になった年末
11
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詠み人知らず
死にたいと誰かに言える時はまだ生きる希望があるということ
5
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鍬乃呑
凍結の水道に湯をかけながらはや足もとの凍りつく朝
7
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ムツイエ
ボキャブラリー技術とセンス持ってれば うた詠みたいよな冬の眞夜中
2
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まがね
メモの上「おかえりなさい」「先に寝ます」隅にひまわり「明日もよろしく」
13
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詠み人知らず
封を切る煙草のかほりの苦きゆゑ皺寄する君の眉間思ほゆ
5
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笑能子
人の背を幾度も視ては省みる己の足許その爪先を
2
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南 骸骨
薄味の豆腐料理に誘いたり「美味しい」の価値一緒でにやり
7
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南 骸骨
緩やかに脱皮をしたる心なら欠伸のごとき油断吐き出す
2
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麻倉ゆえ
窓際の冷え込みだけがクリスマスゆるい会話は平常運転
9
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紫苑
別れ住む娘にティファニーを送りきとメール書き越す友のかなしき
11
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やさい
青白黄 光のもるる 寒空を仰ぎてひとり 食らふ饅頭
3
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鍬乃呑
夭折の漫画家の描く浅はかな故に愛しい人生を見る
1
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遠井 海
欲しいもの当日変更されたって対応不能サンタ困窮
15
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只野ハル
ぬるま湯でケーキの後にカラフルな夜の薬を飲み下している
6
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只野ハル
別腹と言っているけど気にしてるお腹周りに手を当てている
1
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桜園
帰り道酔いを覚ます我の目にイルミネーションの光まばゆき
13
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桜園
スペインの衣裝まとゐてフラメンコ踊る從姉の色華きはだつ
14
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