藤久崇のお気に入りの歌一覧
灰色猫
大陸に生まれなかった僕たちは燃えるカヌーに郷愁を見る
19
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まあさ
邪魔をする ものなど何も ない空の 彼方の君を 思う初夏
28
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己利善慮鬼
花束に黒い希望を書き添えて響かせましょう偽りの鐘
5
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詠み人知らず
愛しきやし 言へば操らるる心 萎れし菊を送らるるとも
12
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詠み人知らず
星屑を 子猿投げればおもむろに 満月受けて投げ返しけり
12
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詠み人知らず
健康も 齢思へば無理せざれ 心ばかりは若くあれども
22
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まあさ
全身を 広げて雨を 浴びる木々 もっともっとと おねだりをする
24
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詠み人知らず
春告鳥や 鳴くは悲しき 恋の詩 風の語り部 梅に咲かしや
11
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詠み人知らず
染響む 鹿脅し音 心打つ 苔の地蔵に 花の一片
12
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詠み人知らず
言の葉の 裏葉の言葉 知らずして 思ひ悩みて 赤目の兎
18
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詠み人知らず
夜を交ぜ 闇夜に浮かぶ 欠月夜 筆の一たれ 望月にせむ
11
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安井シンゴ
日を浴びて命輝く花のごと饒舌な君吾に微笑む
11
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灰色猫
新玉のねぎのサラダが美味しくて淡路島へと会釈をかえす
22
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詠み人知らず
無力でも誰も救えぬ自分にも励ます旗を掲げる手はある
23
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詠み人知らず
試みることは危険で悩ましいだけど歓喜はその果てにある
9
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bgvillea
花は散り風吹きながれ星は降る止まねど絶えね綴れるものは
9
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bgvillea
三十一と数へ来る間に散り急ぎ伝へ聞くより一人見む花
9
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コーヤ
高貴なる 月下美人の夢開く白き大輪 一夜の命
23
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沙久
譲られたシートに微笑み「ありがとう」素直さ忘れぬ老女になりたい
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中野美雄
柿若葉いまし逝く日にきらめけば遺しくれたる眼差し思ほゆ
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