滝川昌之のお気に入りの歌一覧
横井 信
水田を鴨がゆっくり見回れば僕も負けじと一歩を前に
10
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詠み人知らず
雀の羽ちり散る庭や 狩人のアヴァタァ持たねばヂビヱ喰らはむ
6
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幸子
ライオンの髪形なるも よろよろと起きる 威厳を醸し出せぬ朝
19
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南高梅少々
触れてみりゃ、砕いた心は砕き損。それならそれで。ぼくらしあわせ
14
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詠み人知らず
吉備路きてはるか鬼ノ城水無月の雨のすだれを降ろして眠る
9
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舞
名をひとつ思い出しては恋初めしひとであったとときめきは秘め
12
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煩悩
排他的経済水域を自由に行き交う鯨に戦く原子力潜水艦
8
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び わ
変わりゆく時々刻々となにごとも無常の先を神のみぞ知る
6
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KEN
梅雨前の雲無き月の明るさを惜しむが如く螢葉の影
17
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葱りんと
いつだって 中途半端だ 虚と実を 混ぜまぜミックス ハンパな歌詠み
10
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千映
気に障る言の葉受けても受け流す伊達じゃない胸大きく広い
10
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夢士
山葡萄伸びゆく燐家のその先に小さき実のあり切らずそのまま
16
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南高梅少々
起立してみても見えない彼の顔膝と額が近づくみたい
14
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千野鶴子
傘を持て共に進まん雨の中照らす陽射しは我が胸にある
5
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横井 信
満員の電車に乗れず白い雲まぶしい空に夏の先触れ
12
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幸子
いつよりか心に住みてひたひたと泉のごとく満つ君の歌
19
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詠み人知らず
波打てば見えないものを思わせて麦の畑に吹き渡る風
10
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己利善慮鬼
自転車を漕ぎながら見る星空の星の名前を一つも知らない
5
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幸子
逢ふことのなくもつのりしこの想ひ ただひたすらに詠むばかりなり
17
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へし切
六月の空は曇れどさわやかに衣かへたり夏は来にけり
22
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