悠々のお気に入りの歌一覧
只野ハル
病院の処置のベッドに寝かされて母腹減ったと大きな声で
15
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只野ハル
肺炎の兆候あれば入院となり認知進行気に掛かる
12
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光源氏
ゆくへなき花の心はみえつらむふかきあはれを後に残して
18
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光源氏
さてもまたおぼろにかすむ春の月消えゆく影をただ見つめをり
12
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光源氏
ひさかたの匂ひあまたにおほふれば藤の衣の色とやは見る
20
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詠み人知らず
あの魚屋ただものじゃない襲われてとっさに鯛を買わしたんだよ
8
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詠み人知らず
お隣の生活音が聞こえたら 春の尽だと窓がささやく
19
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詠み人知らず
木の芽など買ってることが意味不明 父の庭には 売るほどあった
10
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風花
グラウンド通せんぼするぎこちなく柵に貼られた泳がぬまごい
11
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風花
清純は清純同士集まりて差し色知らず白躑躅咲く
16
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風花
春の陽を我に代わりて存分に浴びて膨らむ布団は得意気
25
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矢車菊
ぼくたちのこころの距離が広がってゆくほどなぜかきれいな空だ
15
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falcon
尽くるなき話にかはす花の杯春行きくれて君旅立ちぬ
8
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矢車菊
終わらない物語するあの人の遠い瞳にうつる初夏
22
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葱りんと
くだらない 息子の話 相槌は 「そうかい そうかい ソースかい」
8
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林林
四十九日発つ前母の好きだった讃佛偈というお経をあげて
11
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林林
法要中 人の姿と紫のふわっと浮くもの見えたと息子
9
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紫乃
優しさと厳しさ 期待せぬように飲み込み ぬるい深呼吸する
9
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林林
「その人がいなくなっても ほほえみと言葉とぬくもり決して消えない」
18
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林林
お墓にて母のお骨が納められ蓋閉ざされるお線香焚く
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