螢子のお気に入りの歌一覧
ゆうくん
椿の実 乙女の髪に 薫る香の 実は恥じらいて 風に染まれり
6
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紫苑
我よりも若かりし妻失くしぬと問はず語りの夜の明けやらず
17
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聴雨
雨音に埋もるる部屋にただ独り書を紐解くも水泡と消ゆる
7
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七色コイン
百日紅 猛暑に耐える 八月花 お前は何に 焦がれているの
14
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あそびくも
とほき日のいたつく毎の缶みかん未だ詰まれり母のやさしさ
17
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聴雨
鈍いろの空より落つる細き雨さざれ波立つ胸をしづむる
13
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白亜
ゆく夏を惜しんで咲くか 百日紅 終焉飾る炎の紅よ
18
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あそびくも
にはたづみ流るる涙つかの間に行く青空のあとをのこして
23
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葉月きらら☆
また一つ花びらを増し大輪の華となるよう歳を重ねる
24
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たんぽぽすずめ。
人知れず輝く夏も触れられぬ君を照らせば繁るぶた草
19
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聴雨
夕風に線香花火のほのにほふ遠き記憶のいろはあでやか
15
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ケンイチ
名も知らぬ人を残して朝焼けに紛れ発ちゆく行方なき旅
18
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紫苑
寂しいと呟くひとと語らひつ真夏の午後はたひらかにあり
15
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紫苑
炎天や開け放たれし窓辺より黙祷告ぐるサイレン聞こゆ
14
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こはぎ
絡みゆく想いの糸は複雑に 願いはひとつ「君に繋がれ」
3
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聴雨
いざよふは月のみに非ずこの秋や空音の如き蟋蟀ひとつ
10
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まるたまる
はまなすの赤き実生れば汗ばんだ君のうなじに涼風ぞ吹く
13
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芳立
おきざりの夏の思ひに名をよべばあふるる九十九里のあを海
11
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トーヤ
きっかけはたった一つの嘘でした心の中を縛る鎖は
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晴流奏
君の背に描く小さな片思い波打ち際のハートみたいに
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