詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
無理解は意に介せぬも 傷付くる言の刃 敢えて突き刺す非情さ
10
もっと見る
へし切
久方に訪ふ人のあればとて気づけば己が愚痴を言ひ遣る
19
もっと見る
詠み人知らず
トンカツに麻婆豆腐をかけてみて食べてやろうか土曜の夜は
6
もっと見る
石川順一
一と書き「はじめ」と「まこと」と読むらしい著名人の名前は難し
12
もっと見る
詠み人知らず
小太郎はお母ちゃんとはちょっとしかいれなかったしケーキをあげる
5
もっと見る
工藤吉生
参考書見てる女性の背後からのぞいたオレのちんぷんかんぷん
5
もっと見る
深谷真雪
詠い人の数だけうたのかたちありここは無限の色の海原
8
もっと見る
秋日好
重い足引きずりながら出勤す君に真白きミントの根っこ
9
もっと見る
秋日好
一年で一番多忙な週の来る やる気の欠片も掬い取れない
17
もっと見る
コタロー
澄み渡る五月の空は誰のもの鳥は羽ばたき囀やめず
6
もっと見る
秋日好
兵役を辞した若者ぎこちなく花苗植え込むブロンズの鉢
18
もっと見る
詠み人知らず
教職は聖なるもの 崩れざる一枚岩とて 世間知るまで
11
もっと見る
へし切
淋しさは こころの中の穴凹で 別に独りでいるからじゃない
17
もっと見る
西村 由佳里
雨の中クラゲのように漂って書けないままの日がまた増える
5
もっと見る
詠み人知らず
短歌詠めば拙さ目立ちて恥ずかしや 下手の横好き仲間ぞ欲しき
14
もっと見る
詠み人知らず
突然にカラスが低空飛行してうちの柴犬めっちゃビビった
4
もっと見る
しろいたろしん
少しずつ ズレてゆくのは 昔より 少しうるさいきみの秒針
4
もっと見る
煩悩
成すべきを成さず成さざるべきを成し保健室に匿われており
7
もっと見る
深谷真雪
おのれの手じつと見つめて腰かけるベッドライトの薄闇の中
8
もっと見る
深谷真雪
ため込んだ涙吐き出すように詠む歌でしかいえぬ言の葉ばかり
13
もっと見る
[1]
<<
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
>>
[120]