詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
矢車菊
砂時計のなかを時間が落ちてゆく握ることさえできないひかり
10
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矢車菊
一日の終わりにひらく「うたのわ」は顔の見えないうたびとの宴
18
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矢車菊
風船の糸の端っこにぎってた空に吸われた指きりげんまん
13
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矢車菊
陽だまりへ、あなたを想うためだけのひかりの輪へと吸い込まれゆく
10
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香月春
泣きながら眠った夜は当然のようにあなたの夢を見ている
5
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香月春
たまらなく溢れ出てくる感情を抑えきれないあなたとだから
4
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林林
どのうたも胸の奥へと沁み入りて光となりて心を照らす
19
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たんぽぽすずめ。
後悔を航海として受け取れば心は求む穏やかな海
27
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南美帆
目を瞑り君に満たされ漂うよ夏の夜に波打ち寄せひいて
6
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林林
今ここの瞬間とても尊くて出逢いに重いも軽いもなくて
15
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恣翁
ありとある花 飛び回る蜜蜂や 集めし蜜を誰に納めむ
20
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秋日好
語ること もうしばらくだけお許しを これもリハビリ 一環なのです
13
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矢車菊
伝へざる言葉よそれは花となり君の心の中にて咲かむ
10
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秋日好
せめてもの戻る場所があるというひとつひとつが人を支える
25
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秋日好
ひきつける身体の横にすぐ横にあなたの体温感じていたから
15
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月虹
数多ある苦難僕らは乗り越えて夢の一こまひとつ進める
61
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矢車菊
大人用きっぷを初めて買った朝 祖母を空へと送っていった
8
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月虹
抱き寄せて囁きかけて良いですか春の訪れ待ちきれなくて
73
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月虹
まだ冬の残り香街に漂いて温もり求むこの身を許す
27
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月虹
たんぽぽの短く伸びた足元に黄色い春が優しく揺れる
127
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