紹益のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
灰色の 涙の訳を 誰も聞かず 焦がした思ひ 黄昏時に
1
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みなま
篠笛の流るるかわにつばくらの舞い飛ぶ春になりにけるかも
12
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みなま
もどり来しつばくら招く川柳の早緑うれしふたとせめの春
13
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笑能子
必要の範囲拡げるその腕の力は己が鍛えるべきで
1
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詠み人知らず
悦楽はおとことおんなあればこそ文化にもなり怠惰にもなり
8
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みなま
もし君が二十年前のあの事を思い出すならそれでしあわせ
12
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秋日好
半脳死状態の朝過ぎ去りて心の傷の癒えるのを待つ
15
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秋日好
瞼さえ動かせなくてひと単語音にならない声にならない
12
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秋日好
目撃をするたび寿命が縮まると笑った母と変わらぬ夫
14
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秋日好
ひきつける身体の横にすぐ横にあなたの体温感じていたから
15
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片井俊二
夕暮れの回送電車は通りゆく砕けた夢のかけらをのせて
7
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秋日好
せめてもの戻る場所があるというひとつひとつが人を支える
25
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月虹
数多ある苦難僕らは乗り越えて夢の一こまひとつ進める
61
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夢士
見る夢は儚く消えて失せるもの夢は持つもの成し遂げるもの
14
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詠み人知らず
起床から就寝までの不幸せ まくらと夢で 帳じり合わせ
15
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もなca
五回目の命日の来てかなしみは今もしずかに降りつもりゆく
25
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葉月きらら☆
濡れた髪初めて触れて心まで触れた気でいた夜は短く
19
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舞
電車へと手ふる幼子母もまた「電車行ったね」子の頭撫で
8
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あまおう
俺じゃなく カップラーメンが俺を呼ぶ 真夜中なのに可愛いやつだ
17
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ながさき
老ひたりと 言へどもいまだ 魂は 青年の日の 誓ひ忘れず
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