滝川昌之のお気に入りの歌一覧
あさみゆき
青空を 真直ぐに飛びし 燕 青布裁ち切る 鋏の如く
12
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詠み人知らず
むくつけき白に茶色の猫は居て陣屋跡への山道ふさぐ
4
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詠み人知らず
岩疊思ひ出常に霧雨のなかの東屋紅葉もなし
2
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西村 由佳里
けんめいに下山すれどもまた止まるごめんねママはヘタレなのです
6
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半格斎
冬耐へて さ庭の隅の鉢植ゑの 莓は赤く色づき給ふ
20
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詠み人知らず
長いトンネル 歩いて抜ける 耳すます 私ひとりぢゃ莫かったんだ
3
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千映
布団から離れた瞬間吾の体軽いと感じ今朝は元気だ
14
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煩悩
雪を丸めて投げた国境の向こう君に読んで欲しい本があった
7
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幸子
今といふ時楽しむは未来へも橋掛くことなり 子らの球弾む
11
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詠み人知らず
目隠しでリデルの座った樹に凭れトロイメライと午睡のくにへ
6
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群青
夕暮れの プラットフォーム 烏の眼 一足先に 夜の訪れ
6
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舞
車椅子乗る母を押すその子にもともに白髪の時はふりつつ
22
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び わ
銀行に自動車税を振込に行員さんの優しさ感じ
3
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藍子
体重と血糖のため食減らせならば食べない病院食は
12
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夢士
日陰追いのたりと動く野良の猫なつ草刈りの吾を横目で
15
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へし切
その漢 片手に算盤 事あれば 腕に覚えありとや 風の剣
15
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横井 信
照り返す日射しは強くアスファルト光はじけて揺らめく緑
13
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横井 信
語らいの間合いをそっと見計らい水に浮かんだ氷をつつく
16
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KEN
はごろもが紅花に觸れ朱を引かば遊ぶ天女は少し戸惑ひ
13
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詠み人知らず
古里の風の匂いを嗅ぎし朝 駅に立ちしが路銀算えて
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