滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
誰しもが持ち合はすべし 刻まれし悲哀を 慈愛に変へゆく能
23
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詠み人知らず
安らかに。こころ絞りて いと深き祈り旅立つ人に添はせつ
19
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詠み人知らず
生命は永遠たる法 信成さば 身は果つれども 絆 確とあり
13
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詠み人知らず
稀にして終末に痛みひとつなく過ごされし日々に救はれける
14
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詠み人知らず
カーテンの綾が曙光に透けるころ直線描きし心拍モニター
18
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河のほとり
ほととぎす昔の夏の声ぞするもの思ふ夜はのおなじ軒端に
12
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葱りんと
私達 仲良しのはず そうでしょう? トイレで一人 バッカスに叫ぶ
11
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クロネコ
水無月に 暑さしのぐ先人の 想いは今日の 甘い風物詩なり
7
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クロネコ
恋い渡る 星の川丈浅ければ 深まり知らぬ 焦がれし想いは
9
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横井 信
傘を打つ雨のリズムに包まれて列車の音はそっと近づく
20
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千野鶴子
この雨が止まぬ呪いをかけようか晴れたら君は行ってしまうから
5
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千野鶴子
傘を持て共に進まん雨のなか照らす陽射しは我が胸にある
4
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河のほとり
ほととぎす何の心にかかるとてたださみだれの雲に鳴くらむ
22
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へし切
あぢさゐの四葩の花に露おけばなほ色まさる梅雨入りの頃
28
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詠み人知らず
靴下を何度か使ひ廻したよそろそろ洗濯、もう梅雨入りか
4
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詠み人知らず
流れ逝く空木の紅を掬いなば 夏の光の零れ煌く
21
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詠み人知らず
神御座す幽谷深く分け入りて 罰当たりめが岩魚と遊ぶ
10
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詠み人知らず
長袖しまひかけたら肌寒く 嫌でも傘の花に紛れる
5
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聴雨
父ふたたび病の淵より這ひ上がるその眼差しに光捉へて
21
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藍子
カナリアも言葉を忘れた歌詠みの力になれず身をすくませる
23
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