滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
売店のやすいアイスを舐めながら この坂道を登った夏唄
5
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詠み人知らず
人は皆何持て他人を論ずるや 心それぞれ認め合いせば
13
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詠み人知らず
夕顔の艶やかな色指先で そっと触れては離れる蝶の羽
7
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falcon
あふち咲くそらむらさきの匂ふより霽るるさみだれ葉末のしづく
10
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可不可
ヘヴィ級とフライ級の泥仕合 けふシンガポールでセカンドインパクト
4
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千映
道産子の母の懐かし芋餅と昼餉の準備じゃがいもを煮る
9
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煩悩
俗世間を捨て海王星に居を移した仙人の白い眉毛と破顔
6
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詠み人知らず
世世の跡神話より流る足守の川面夏色白鷺の舞ふ
10
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林林
うぐいすの林のそばの四つ角であなたにおはようどうかご無事で
18
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詠み人知らず
早や跳ねし舞台の裾の残り火に 独り蹈鞴を踏む人の在り
8
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詠み人知らず
神社から驛へ連なる細道に添ふ紫陽花は等身大だ
4
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詠み人知らず
吹く風に裏見葛の葉白狐 皐月の幻夢か小糠雨降る
11
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詠み人知らず
小糠雨ただ蕭然と野に満ちて やがて皐月の闇に融け逝く
10
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舞
老いてゆく吾が身よりなを父母の老いゆく背中哀しかるべし
12
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Chico
かたち脱ぎ捨てゆくものの滿ち滿ちて 春も着ぐるみ 僕も着ぐるみ
19
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び わ
芝桜夕陽沈むと花を閉じサヨナラ今日は明日またねと
6
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Chico
曾祖母の遺しし和箪笥のそつと押し返さるる引き出しのこと
16
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糀
太陽か校庭の裏の雑草かあなたが語る私はどぉれ
3
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詠み人知らず
君のある世界であれば 吾もまた 負けずて生きむと思ほゆる幸
18
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詠み人知らず
角付きのモーモー柄の合羽の子 うきも楽しげ 長ぐつ鳴らして
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