滝川昌之のお気に入りの歌一覧
千映
冷やし飴文字打ちながら懐かしく生姜の香り鼻を抜けゆく
14
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KEN
茜さす安逹太良の上殘り月一夜惜しみつ醒めて白肌
9
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秋日好
くたちゆくアレンジメントの花たちが秒読み告げる下弦の月へと
16
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バロンマン
駅弁を朝昼用に二つ買う各駅停車でゆく夏休み
8
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舞
妻と我同じ時ゆく旅人のふたり山河をともに荷を負い
12
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び わ
百日紅(さるすべり)枝に青葉をふきだして花見もうすぐまってくりゃれと
6
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新座の迷い人
この辛さ 癒す為にも 懐メロを 聞いて厭さる 船頭小唄
8
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新座の迷い人
目を覚まし パソコンつけて 妻眺め デスクトップに 挨拶すかな
7
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詠み人知らず
肩先ゆ 指が首筋たどりきて 頤 掬はれ重なる吐息
8
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詠み人知らず
頼りなき第六感など打ち捨てむ 人見極むる根拠ぞほしき
12
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詠み人知らず
信じたき人は 真摯に見ゆれども 上辺繕ふ実なきものかも
11
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詠み人知らず
無理しては 遠くの花屋で購ひて カサブランカを夫の笑みに添ふ
9
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へし切
かにかくに人は言ふとも振り向かずただ一戦に悔いを残さず
19
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葱りんと
先輩の 夏が終わった 君たちの 秋が始まる 淋しく楽しく
10
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横井 信
飛行機は静かに進む青い空見上げる君の遥かな先へ
10
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KEN
るりるりと轉生輪廻が鳴る森の千手の古木袂にうつせみ
9
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横井 信
木の葉うつ柔らかな音吸い込んだ風を追いかけ夏の始まり
12
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ユキ
いつだって 坂で待ってる セーラーの 少女は夏が みせた幻
7
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佐名木
カメラ持ち 自轉車走らせ 外へ出る目當ての夕燒け すでに日は暮れ
9
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高松 蓮
風受けた 日傘でこのまま 飛べまいか 足取り重い 夏の夕刻
8
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