滝川昌之のお気に入りの歌一覧
可不可
生れ月ことしは雨が少なくて 紫陽花ともども立ち枯れさうで
8
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煩悩
ふたたびわれにかえりきてまたかえるときわれるまでこえをあげん
7
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バロンマン
ザクザクと土掘るごとく聞こえしは高校球児のスパイクの音
6
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舞
飾り無き病室ひとり伏す母に見せてやりたくこの野の花を
15
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幸子
でこぼこの自分や世界そのままに 今、幕は開く 思い切り行け
23
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秋日好
4Gのスマホと呼ばれる手のひらで光る日本語お話の数
11
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秋日好
水不足熱波に阻まれ庭仕事止まるも花は嬉しげに咲く
18
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秋日好
西洋で無駄話して東洋に鼻風邪送る呪いもあるらし
7
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恣翁
夏の夜は はや明け初めて 朝霧を吸ふ羊歯青く 冷やかに揺る
22
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秋日好
出勤の駅への途で断念しタクシー帰宅の君の悔しさ
13
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び わ
息子等の店を訪ねて議論する嫁もしっかり会話に参加
6
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新座の迷い人
我が妻の 思い出の品 悲しいが 処分致して 写真眺めて
6
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詠み人知らず
繋がれば 教養なき吾も さまざまに知識賜る 「わ」のありがたさ
7
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詠み人知らず
終日 風鈴乱打の強風に 泳ぐ簾が網戸叩きぬ
15
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詠み人知らず
室外機とコンクリートが 熱ブーストかける季節の はじまりはじまり
10
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KEN
吾妻峰の鵯花の毒蜜を旅の糧とし海渡る蝶
15
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へし切
退き陣のはやる心を鎮めては動かざること山の如くに
13
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千映
醤油屋のもろみの袋洗われて小川の色が濁って悲し
11
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横井 信
強く吹く風に流れる雲を見て徒然歩く薄暮れの道
11
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幸子
憧れの人ならどうする?考えて 夏バテなんかでしょげている私
12
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