滝川昌之のお気に入りの歌一覧
舞
こぬか雨傘に音なく道端の花にも優し彩りあらた
10
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新座の迷い人
思いでは 淀みに浮かぶ 泡沫に にて消えては結び 又消えるかな
7
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恣翁
氷原を 血で満たすがに彩りて 妖しきまでに 落暉明けし
16
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秋日好
清掃し感謝の言葉を置いていく日本チームは敬意を集め
15
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び わ
雑草がぐんぐん増えて挑みくる負けるものかと腰をひきしめ
5
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新座の迷い人
妻の目を 見る度感ず 分かるんだ お前の悔しさ 言えぬ悔しさ
7
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KEN
いかづちの遠音響けば薊野に降り立つ鳶も雨を待つかな
11
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千映
宇治川の土手の傾斜が子供らの笑顔と楽しむ声を滑らす
15
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へし切
空しいと言へば 尚更 虚しくて 独り暮らしの遣る瀬なきかな
25
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千野鶴子
梅雨明けに若木日射しに煌めいて雨水飲み干し空へ伸び行く
5
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千野鶴子
梅雨明けに雲の緞帳開いてく日射しライトに夏の開幕
3
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横井 信
遠くより嵐を告げる風に舞い額に落ちる雫に冷える
9
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ひよこ豆
電池替えあたまをポンと叩いても錆びた時計の針は進まず
11
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ひよこ豆
色褪せた小さな笹に結ばれし色とりどりの短冊揺れる
12
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朝露
巣立ちたる子らの笑顏が生きる糧元氣な聲をたまに聞かせて
15
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可不可
アイスキャンディしゃぶるのPVみたいに撮っても自分で自分を安売するだけ
5
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藍子
雨漏りに布団の濡れてた我がベッド病棟中の話題をさらう
14
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煩悩
近づいてきているクリスマスに震えるロックフェラー行きの樅の木
8
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朝露
夫逝き子も巣立ちたるこの家で足掻く自分に雨音優しく
20
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洩矢転石
生活はいいことばかりじゃないけれど酷くわるいこともそうない
4
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