滝川昌之のお気に入りの歌一覧
新座の迷い人
蝉が啼く 気ずかずおりて あの声は 耳を澄ませて 油蝉かな
7
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新座の迷い人
嗚呼悔し 人の情けに すがり付き言い訳ばかり 嘘と見抜きて
5
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へし切
夢を追ふことは みんなに 平等で 午前零時の蛍雪時代
28
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詠み人知らず
指先に くるみ色の髪すべらせて 冷えし唇 やはらかく食む
12
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詠み人知らず
あらいざらい己の音ショパンに叩き終へ 喝采浴びて師の眼に笑まふ
7
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詠み人知らず
暮れなずむ鈍色の下 塒まで空の道舞ふ 椋鳥の群れ
14
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ひよこ豆
ざわついた心のリセット週末の小さな旅行笑顏を連れて
18
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夢士
降り止まぬ雨揺れ動く大地 被災地の早期復旧只々祈念す
23
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夢士
燃え尽きぬ賞賛の声背に浴びてさらばロシアよサムライブルー
11
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夢士
もてる技もてる力を出し切りてサムライブルー世界に挑む
13
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可不可
波うちぎは エア弓ひいて引き絞り 吐く息 ひいふっとぞ射切ったる
6
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詠み人知らず
午後2時のシャワー上がりのコカ・コーラけだるい夏にしゅわしゅわと 蝉
8
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あゆか
新聞で初めて知った災害よ地球は人を殺めるなかれ
10
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幸子
じんわりと浮きて集まる汗の玉ひとつに弾けこめかみを伝ふ
16
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秋日好
故郷の上に龍神のたうちて急造成の町を呑み込む
24
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藍子
入院中何度救われたでしょうかお歌で和んだ少ない時間
12
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新座の迷い人
泣きぬれて 妻の事おば 思いては 旅立ち来ぬよう 願うだけかな
4
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舞
アスファルト小さき割れ目を破り出で命咲かせる名も知らぬ花
11
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新座の迷い人
この頃は いくら寝ても 未だ足らず 心配事で なるのか空し
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新座の迷い人
今朝の空 茜に染まり 今日天気 合羽着ずとも 行けるを案じ
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