滝川昌之のお気に入りの歌一覧
KEN
木隱れに光の散れば百合の影たちなげく如にほふ夏かな
20
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詠み人知らず
溶けあひて熱き肌に感じなも 言葉にできぬ吾の思ひを
12
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詠み人知らず
国民の快感原則にあわせて作れば売るる週刊誌かな
13
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詠み人知らず
スーツ着て くだ巻く酔いどれ何者か 手に持てるのはスキットルのみ
9
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詠み人知らず
麗はしくなりしに女が恋すてふ見立ては君こそ恋したるらめ
10
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夢士
東に昇り来る月三日の月赤く染まりて太りゆく月
15
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千映
空蝉がタオルケットにしがみつく地上は想像範囲を超えてか
9
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夢士
西日差す小部屋に在りて汗拭う流す水洗湯気の立つごと
14
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藍子
ホームから見上げる空に輝いた一番星よそれはビーナス
20
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幸子
やる気出ず良いことなしの暑い日はアイスカフェラテが格別の味
13
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ひよこ豆
慣れたはずそれでも寂しい夕暮れは5ミリの蜘蛛に愚痴ってもみる
21
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リクシアナ
趾痕の微かに窪む桐下駄に触るれど遠き母在りし夏
31
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可不可
泳いで泳いで 泳ぎ疲れて仰むいて 二度と帰らない離岸流まつ
11
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バロンマン
ジュクジュクとラムネの泡が沸き上がる瓶の中では納まらぬ命
10
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煩悩
風呂あがりの夏の素肌にそよぐジョン・レノンの平和の息吹
7
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詠み人知らず
ふるさとの青い世界は 嗚呼、愛し 寂しき心に寄り添う 蝉の聲
7
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舞
優き世とぞ幾盃空ける安酒に映る影へと問うも語らず
12
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詠み人知らず
無理をして私の分まで 泣かないで 今は時間が 過去に流すよ
5
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新座の迷い人
知り会いに 妻倒れし時 世話に成り 金を貸したが 戻らず悔し
5
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び わ
どうしても止める事は不可能かそれはそれとし他の策さぐる
8
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