螢子のお気に入りの歌一覧
元円
高台のテニスコートのフェンス沿い伸びた草にも秋の風吹く
7
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聴雨
夜をこめて思ひの丈の言あつめ歌に結べぬ文月更けゆく
12
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ケンイチ
倉庫しか見えぬホテルに篭りいて更けゆく花の都の夜は
16
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さくらこ
和音にはなれないままで響き合う白と黒 でも隣にいたい
8
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falcon
暑き陽の路上に落とす影黒く秋は潜みて風立ちにけり
16
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falcon
あくことを知らぬ驕りに穢されしふるさと彷徨ふ牛は何處へ
5
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falcon
つかのまの花火も消えて帰る道かたへにすだく虫は秋の音
17
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三連星
夏の日は無情なほどに駆けて行き我が恋の花の咲く暇もなし
10
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falcon
ゐづまひを直す上布の衣ずれの音のかそけき忘筌の席
10
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七色コイン
たんぽぽがひなたぼっこをしているよすずめに光ふわりふわりと
19
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ケンイチ
世につれて移ろふ歌はつれづれに朧なるかなふる里の空
22
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たんぽぽすずめ。
思い出が第三章に溢れ出る二章で君が去ったからです
8
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紫苑
靄深く虫の音しづむ宵闇にいのち惜しむか蝉鳴きつのる
18
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聴雨
まどろみの耳に虫の音ほのかなる白き窓辺に秋やどる朝
17
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元円
哀しみは二日遅れで戸を叩く心の鍵が緩むのをみて
12
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まるたまる
噂など信用しない見たままの君が本当の君であるはず
7
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七色コイン
みんながさ詠んで詠つて樂しむ場 哀しむ人も包むうたのわ
24
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元円
クマゼミの乾いた骸カラカラと転がる先は風の吹くまま
3
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浅草大将
野辺をゆく色なき風の旅ごろもたちまち染むる萩の花ずり
25
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まるたまる
その花の名を知りぬれば近寄りて手を延べて呼ぶ凌霄花
10
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