KENのお気に入りの歌一覧
横井 信
真夜中の月のあかりに揺れている田んぼに延びる影に驚く
12
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敦希
冬麗 目離し紛れ遊山にて ビールに絆され斜め後歩む
8
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ななかまど
霜柱たかだかと土盛りあげて南天の赤あたたかきかな
15
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ながさき
いつからか 心の中に 住んでいた 八代亜紀さん 冥福祈る
9
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舞
客人にひとを恋わせるユーカラか吹雪の音かアイヌモシリの
7
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へし切
海鳴りに耳を澄まして水仙の花は咲きけり身の果つるまで
14
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うすべに
さざんかの散り敷く紅に いつになくかわいい声でさえずるひよどり
11
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滝川昌之
まだ壁で丸まりたがるカレンダーもう君の年背筋伸ばせよ
18
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ななかまど
避難所に不安な夜を過ごす人思いつつ見る冬空の星
14
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へし切
嘆くまい運が無いとか悪いとか 俺はまだ増し生きてるだけで
13
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杜鵑草
事無きはかくあるべしと思ひしむ家群の灯のともる夕暮
16
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横井 信
初日から残業してる一月のカイロ片手に見上げる夜空
11
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舞
どこが効く?妻の背を揉み足を揉む たまのサービス鼾するまで
10
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ながさき
どこまでも 青い冬空 見上げてる 能登半島の 苦労を想う
11
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滝川昌之
次世代を賀詞交換に連れ歩くゆずり葉ごとき役目と知れば
16
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うすべに
早起きのめじろの目指すろうばいに 続けとばかり梅のふくらむ
14
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ななかまど
初春のわが家の行事豆を炊き糀と塩の味噌仕込みおり
17
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杜鵑草
さのみやは朝より酒を食らふべき年に稀なる折と思へば
14
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横井 信
古里のそっと近づく山並みに子供とふたりバスに揺られる
16
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舞
年毎に 短かに過ごす ひと年を 思わせ暮れる 正月のあけ
11
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