風花のお気に入りの歌一覧
ミツ子
祈りましょう世界がきっと健やかで明日はきっと優しいように
9
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ミツ子
祈りましょう誰も彼も皆々でなにひとつとて失わぬよう
6
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ミツ子
ひとはなぜ家を出てから数分後 忘れ物に気づくのでしょう
6
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秋日好
七十年 原爆映像とともに戦争捕虜と大陸でのこと
14
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秋日好
逝きかたを習っているの友人がひとりひとりと旅立つうちに
16
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安曇野
あと三分待ってるどうせ来ないならもういらないわ だから三分
6
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秋日好
第一はダリア花壇の石垣に追悼プレート飾るんだから
11
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秋日好
遺言の金額を見てもしかして一時帰国の費用なのかと
9
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詠み人知らず
昼ごはん皆が帰った公園に ただ太陽がじりじりと降る
14
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林林
熱湯が手にかかるだけで痛いのに原爆の熱さ痛さ恐さは
17
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舞
いにしえの滋賀の大津のおうみの海偲ぶ波の間鳴け夕千鳥
17
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恣翁
首筋ゆ 耳の付け根を伝はりて 丸鋸の悲鳴 髪を震はす
14
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本能寺
夏の日を 声を枯らして泣き続けプラットフォームにセミはころがる
20
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ちはにゃん
わたしの目頬唇をなぞってく骨董品になったみたいだ
7
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芳立
君はただ君にあれかし寄せかへす海に答へをすべてまかせて
7
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半格斎
假名文字で和歌綴りたし短册に いざ出でたたん宗匠のもと
13
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へし切
夕暮れて盆も近づく法師蟬はや鳴き初めて秋風さそふ
22
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朔夜
蛇口より直に飲み干す甘苦さわかる最後の年代でした
9
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Chico
その歌のぶっきらぼうな優しさに僕の乙女が振り返るのです
21
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まぽりん
賤が家に誰そ彼来しとしら露に笑みひらけたる夕顔の花
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