葱りんとのお気に入りの歌一覧
秋日好
駆け抜けた看病時期のピリオドに警鐘代りの眩暈ひびいて
23
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へし切
流したる弓を惜しとは思はねど弱弓なれば名こそ惜しまぬ
20
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秋日好
三人称突き放して書き出して結局惚れてホラーにできない
13
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横井 信
雨降りの本を読んでた一日は虫の音になる夜は穏やか
10
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リクシアナ
日曜のざわめく駅の昼下がり白き夏服さりげなき君
21
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へし切
松かげに見ゆるは源氏の総大将 すわ! 射掛けたり 重藤の弓
17
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滝川昌之
ブラウスの女子がまぶしい教室で僕らはニキビ増やすばかりで
21
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千映
綿あめの如く食べたい雲ありてふわりふわりに甘い香りある
14
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へし切
この崖を鹿も越えなば馬も越ゆ いざ ひと駆けに 平家の陣へ
23
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秋日好
「あっちいけ、おまえがいると焦るから」最寄りバス停出待ちをしても
20
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詠み人知らず
小蜘蛛いて徹夜だったのか朝露にきらっと輝る自慢の巣網
12
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林林
週始め思いもかけぬ地の揺れよ尊い命還してほしい
24
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舞
妻読書吾は酒酌みしんとして更けゆく夜にまた今日も過ぐ
11
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滝川昌之
駅前の軍艦マーチとハイライト 煙の向こうの父を偲んで
27
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横井 信
居る場所も時間も超えて響きあう ネットの雲へ優しく願う
10
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夢士
父の日のグラスに注ぐウィスキー子らを思ひつ一人飲む酒
19
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横井 信
潮が引き干潟広がる河口から微かに香る 夏 海の風
19
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へし切
梅雨冷えの上着ひと重の寒さかな 照る日 晴れの日 お日様恋ひし
22
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詠み人知らず
歌ひとつ詠いもできず夜を過ごし 星消えし空蒼く明けゆく
9
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秋日好
七十五枚の白紙に殴り書き消え去る前にパソ転記中
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