へし切のお気に入りの歌一覧
なりあきら
たぎつ瀬に 早き流れを 思いつつ 過ぎ行く時を ただ惜しむかな
5
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うすべに
突然の嵐すぎれば なにごともなかったように雲雀はのぼる
10
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リクシアナ
場馴れせぬ盛り場の夜に踏み入りしかの六月の花ぞ残れり
11
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継海
天満月抱き生まれる吾子の声満ち潮還る広き砂浜
7
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兎桃
知らぬ木の鳥に運ばれ庭に生ふ吾よりここに似つかわしきか
6
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ななかまど
新緑が深緑となる夏至まじか山が笑うが山高笑い
10
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滝川昌之
宿題は中島の家でやると言いグローブ持ち出すカツオは天才
15
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痴光山
さっと茹で冷水に放つ小松菜の 梅雨寒の厨の息のむみどり
6
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夢花火
恋の火を 分かち合う時 高鳴りに 気づかれしまいか 線香花火
6
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小林道憲
墓の辺に当たる木漏れ日揺れ動き ドクダミの花 十字に咲けり
4
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千映2
エプロンをバラ柄にしてバラ剪定棘刺さりても至福の時間
5
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さいおん
幾許 険路 富士峰 登之吾背 往往々
8
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灰色猫
もう最後かもしれないと千年の齢を生きた鯨を抱く
6
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夕夏
あいたくてしかたがないがはじめからこいびとみまんいまでもずっと
5
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横井 信
雨あがる畑の隅で初生りのきゅうりをかじる夏のはじまり
11
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茂作
このごろは薔薇も牡丹も花咲けど 雨の紫陽花うつくしくこそ
13
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結緋
どうか今 君に孤独で いてほしい 願ってごめん 梅雨寒の空
4
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結緋
愛しくて ふれる指先 危うくて それだけでいい それだけがいい
3
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音蔵 雅秀
青空に 幕引くごとく 薄墨の 雲の広がり 濃さ増し時雨か
3
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仙人の弟子
ひとり見る 池のさざ波 舞うホタル 君と見る日は ついになかりし
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